南座へ歌舞伎を観に行ってきました。「封印切り」「松浦の太鼓」👘🐴🥁


こんにちは
今日は12月26日、寒さも少し和らいだようです。
先日はここ大阪でも雪が舞っていました。クリスマスが終わった途端ソワソワと師走の雰囲気です。

先日、京都の南座へ歌舞伎を観に行ってきました。
吉例顔見世興行の第二部で「封印切」と「松浦の太鼓」です。

お目当ては忠臣蔵外伝の「松浦の太鼓」。
私は播州っ子なので忠臣蔵、赤穂浪士のお話が大好きなんです。

あらすじは、

赤穂浪士 大高源吾さんは雪の両国橋で俳句の先生其角と偶然すれ違い声をかけられる。
仇討のことを聞かれて、町民が気楽で良いです〜とか言って去る。(吉良邸をスパイしているのはトップシークレット。)
去り際に先生の詠んだ上の句「年の瀬や水の流れと人の身は」に対して
「あした待たるるその宝船」と下の句を詠んで去る。
吉良邸の隣に住む俳句が趣味の松浦侯は1年も経つのに赤穂浪士たちが仇討ちをしないことにいらいら。
松浦邸の句会で其角先生から大高源吾さんの下の句を聞いてハッと事情がわかり、、そこへ山鹿流の陣太鼓も隣家あたりから鳴り響き…
次の場面では松浦侯が「助太刀いたす〜」とか言ってバッチリ袴のお衣装で、馬に乗って大騒ぎしているところへ、大高源吾さんが登場…といったストーリーでございました。

お芝居の後半、流れてくる太鼓の音はすごく迫力がありました。
それから、松浦侯が馬に乗る場面では、歌舞伎の馬も初めて観られて感激。
(成瀬巳喜男監督の「旅役者」をちょっと思い出してしまった🤣 芝居の馬を演じる人が主人公のコメディ映画 1940年)
仁左衛門さんも初めて観たのですが、カッコよかったです〜🥰
初めてづくし。
両国橋の雪の場面、松浦邸の大きな松に雪が積もっている所、大道具、舞台もとても雰囲気がありました。

一つ目の演目の「封印切」の方は心中物(世話物かも💦)が苦手で、特に予習もしていかなかったところ(スミマセン🤣)すごく面白かったです。

前半は梅川、忠兵衛、おえんさんのコミカルな会話に笑っていたのですが、後半忠兵衛さんが公金の封印を切ってしまった辺りから急展開でシリアスになりあまりの落差にびっくりしました。
忠兵衛さんが梅川さんに一緒に心中してほしいというお話をするあたりでは号泣でした〜🥹 

このお話の人気の秘密は、内容もさることながら、ハッピーから悲劇へ変わるスピード感が味わえる事なのかなぁと思いました。
ただ、大向こうさんが禁止だったので、鴈治郎さん扇雀さんのせっかくの見得のシーンが寂しかったです🥹 
あの掛け声があるともっと華やかだったのかなぁ。またいつか見れるといいな。

そして、来月は大阪の文楽劇場でこの続きのお話「傾城恋飛脚_新口村の段」の公演があるそうです。みなさま要チェックです〜🤗
かの有名なシーン、雪の中で主人公のお二人が草鞋に黒い衣装で筵を傘に…。
見たい〜。
お席は3階の2等席でちょうど正面あたりです、思ってたよりもよく見えました〜。
ですが、役者さんの表情までは見えなかったので、オペラグラスがあると良かったかもしれません。
一緒に行ってたお人が鴈治郎さんに感銘を受けたらしく「次はもっと前の席やないと〜」と言っていて、歌舞伎苦手かもと心配していたところ楽しんでいた様でホッとしました。
お次はチケットよろしく〜😁

ただ、本当にお席は狭かったので(LCC✈️よりも!🤣)また観に来る時はとにかく早めにチケットを予約しないと。
イヤホンガイドも幕の時や休憩の合間にお芝居に関わるエピソードが聞けて楽しかったです。
お芝居が終わって劇場から出ると、南座がライトアップされていてとても綺麗でした。

それから、劇場内で井筒屋さんの三笠をお土産に買いました。
鶯あんと八つ橋の皮(求肥みたいな)が入っていて美味しかったです。
南座の焼印が押されて可愛らしく、ちょっとしたギフトにぴったりでした。

お昼を食べ損ね、お腹もぺこぺこだったので、梅田に戻り仙台の牛タンのお店で晩ご飯食べて帰りました〜🐮 美味しくて元気出た!

歌舞伎も文楽も好きなのですがなかなか一緒に行く人がいなくて🥹
劇場で見るとやっぱり感動が全然違うので、また面白そうな演目があれば観に行きたいです。
(でもいつも見たいなぁと思う演目は東京の国立劇場で公演されている事が多いんよね🥹 なぜ)

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