沖縄旅行 Day2_喜如嘉 芭蕉布会館〜ヤンバルクイナを探す旅

沖縄旅行2日目は北部 やんばるエリアをを訪ねました。

朝8:00 那覇を出発 58号線を北上します。
糸芭蕉畑が見えてくると喜如嘉はもうすぐ。左手は東シナ海

芭蕉布会館の駐車場 山之口獏さんと言う方の詩が刻まれていた。
これより先は撮影NGです🚫 実際に職人さん方が作業をしておられます。

1階で芭蕉布作りのビデオを見た後、2階の作業場を見学させて頂きました。
(とても素晴らしい映像で、芭蕉布会館のHPでも見られます。)

2階では藍染めの甕、糸芭蕉の繊維を煮る時に使う灰を作る木、染色に使うテーチ木などの材料が沢山置かれていました。琉球藍の葉も中庭で育てておられました。
作業場を見学させて頂くと、皆さま黙々と作業をされていて何故だか私も緊張してしまいました。

この日は機織り、糸作り、別のお部屋では織り上がった反物を湯呑み茶碗(陶器)で擦り布目を整える作業をされておられる様子を見学できました。

奥の方で糸を作られていた(苧績みの作業)ご高齢のお方が手招きをして下さり、工房の反対側に回ってみると別の角度からも見学する事ができました。

会館の方が後で教えて下さったのですが、そのお方が平良敏子さんで私達がビデオを見ている間に工房においでになられたそうです。
工房の方より御年101歳であられるとのお話をお伺いし、先ほどの柔らかでお優しいご様子に、ただただ感動で胸がいっぱいになりました。

会館の方もとても気さくにお話をしてくださり、嬉しかったです。

私もささやかながら物作りに携わる者として、ここを訪れた事は大きな大きな思い出となりました。

ちなみに今年は沖縄本土復帰50年の大きな展覧会をされていて芭蕉布の反物を一番沢山見られるのは東京だそうですよ☺️



公民館の前にあるガジュマルの巨木。オオタニワタリと言う羊歯植物が着生している。
喜如嘉の集落には琉球の古民家も多く残っています。実際にお住まいのお家も多いので写真は撮らず、お邪魔にならないよう少しだけ散策させていただきました☺️
ホソナガバミズアオイ
集落の奥、七滝は拝所があり、滝壺にはお花がお供えされていた。 

思い出 お土産 

もし芭蕉布会館を訪れたら喜如嘉の集落も少し散策させていただく事をおすすめします。
沖縄、離島、いくつか周りましたが私が見た事ある中では、ここは沖縄の自然と暮らしが残っている数少ない場所だと思いました。

芭蕉布という布は喜如嘉の方々、自然、風土の中で作られていることがとても感じられました。

喜如嘉を後にし、国頭村へやってた。ここからは本格的なやんばるの森

本島最北端の辺戸岬を周り、黄色いマークのヤンバルクイナ出没ゾーンをドライブ。
まぼろしの珍鳥見つけられるかな。
第1 やんばるくいな発見。デッドリフトクイナ
ルート58をどんどん北上。安須森御嶽、辺戸御嶽が見えてきた。
辺戸岬に着きました。雨は降ったり止んだり。
風で傘が飛ばされそう。足元も悪くて散策断念。
第2 ヤンバルクイナ発見! なんだか巨大だな…
ヤンバルクイナ展望台だった…
このマークのエリアは制限速度30km/h。ヤンバルクイナは左右の森でたくさん鳴いている。
キョキョキョと囀っています。
ヤンバルクイナは側溝のミミズを探して道路に出てくるらしい、なので雨の日も◎。
この後道路を横切った1羽を一瞬だけ見られました。0.1秒くらい🥹
アカショウビンは2羽くらい見られました。

全く野生のクイナ出てこないので、誰でもヤンバルクイナを見学できる施設にやってきた。
クー太君。餌の時間になると茂みからダーっと出てきたよ。
この日は研究者のお方がおられて、ヤンバルクイナのお話をたくさん聞かせていただけました。
👨‍🏫『僕、普段いないのでご質問なんでもどうぞ〜』
😳『これだけ土砂降りだと流石にヤンバルクイナは森に隠れていますか?』
👨‍🏫『土砂降りでも出てきますよ〜』
😳『えぇ!』
ということで雨の中帰り道も探したけれど、見つけられなかった。でもクー太君見られたから良しとしよう!

那覇に戻る途中、おやつにタコスよばれた。
那覇に戻ると滝のような雨、緊急アラートが鳴り響いた2日目の夜。


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