こんにちはDay After Dayです。
滋賀県 三井寺(園城寺)へ行ってきました。
11月も後半、紅葉は見頃を終えているかもしれないけれど、三井寺へ行ってみよう!と思い立ち、出かけてきました。
三井寺というと源氏と深くかかわりのある寺院、先月訪れた宇治での橋合戦で活躍するのは言わずと知れた三井寺の寺法師さん達。筒井浄妙さんや一来法師、五智院の但馬さん達です。かっこいいですね!
そして、かの有名な近江八景 ”三井の晩鐘”。私が思いつくのはこんなところだったので、出発前にどんなお寺さんなのかなぁとHPを見てみると、なんと国宝が10点!重要文化財が42点👀と全国でも屈指の寺院なんだそうです。
また、長い歴史の中で、源平の争乱、南北朝の争乱などに遭遇し何度も焼き討ちにあいながらも、その度に苦難を乗り越え復活してきた不死鳥のお寺なのだとか。
すごい!ひばりさんやHarry Potterもびっくりだ! それは是非とも あやかりたい٩( ᐛ )و
平安時代から戦国時代で23回炎上したそうなんですが、そのうち延暦寺さんによる焼き討ちが14回なんだって ((( ;゚Д゚)))___Wiki調べ
ほかにも見所がたくさんで、1日ではとても周りきれないということで、今回の目的は”三井の晩鐘”と”弁慶の引摺り鐘”を見ること、と計画を立てました。が、現地を訪れてみると思いもよらない発見がありました。
京都東で高速道路を降り、逢坂山、蝉丸神社をすぎるとすぐに大津へ入ります。
そして琵琶湖疏水(ここからお山のトンネルを通って京都に琵琶湖のお水が送られます)を越えると三井寺への案内が見えてきます。
こちらが入口の大門です。最初の発見はこの門の近くに素敵なお蕎麦屋さんがあったこと。「開運そば」さん 美味しかった。🍜お写真失念いたしました😆 (発見って...⁈)
境内を歩いて行くと金堂(本堂)があり、その側に”三井の晩鐘”がありました。
みなさん鐘を撞いておられ、その度に荘厳な音色が♩私も撞かせていただきました😊
そして二つ目の発見は...
”弁慶の引摺り鐘”へ行く途中の池です。
鯉がたくさんいてエサをあげることができます。
そういえば.....上田秋成「夢応の鯉魚」という物語は三井寺の画僧が主人公なのです。それで鯉がいるのかも。(発見って...⁈😅)
しかも...今日合わせている名古屋帯は「夢」と染めてあるのです!偶然!何かいいことあるのかも😍(...ないと思います...なぜなら合わせる帯がそれより他になかったのだ)
この物語は雨月物語の中の1つで、主人公が鯉となって琵琶湖を泳ぎ、、、目覚めるとそれは夢で、、、。(続きはこちらでご覧ください→三井寺HP)
という物語です。私は雨月物語が大好で、とても嬉しくなりました。
といっても映画(溝口健二監督)と現代語訳パラパラくらいなんだけど^^;・・・。
(映画には夢応の鯉魚出てこないです)
ジャーンこちらが”弁慶の引摺り鐘”です。本当にキズだらけ!
この後ろにはものすごく大きなお鍋があってそちらは”弁慶の汁鍋”だそうです。
みんなで芋煮会できそうな大きさ。(お写真無くてスミマセン^^;)
そして、広い境内はこんな感じです。
お寺のキャラクター、べんべんさんには会えませんでした。会いたかったなぁ。
お寺のキャラクター、べんべんさんには会えませんでした。会いたかったなぁ。
境内に本家力軒というお餅屋さんがあって、こちらのお店もとっても素敵でよかったです。美味しい!ロケーション最高!レトロな看板いい感じ!
こちらが名物のお餅です。お抹茶風味のきな粉がかかっているお餅で、細い棒のようなのはお砂糖でパキパキ⁈していて美味しかったです!😋
後半は観音堂の上の展望台まで登ってみました。
お天気はあいにく雲の多い日でしたが、遠くは比良のお山まで見えました。
近江八景が何箇所か見えているはず🔭
お天気はあいにく雲の多い日でしたが、遠くは比良のお山まで見えました。
近江八景が何箇所か見えているはず🔭
平日でも多くの方が来られていましたが、境内は広くのんびり散策できました。
こちらの寺院は想像以上に見所が多く、お庭や伝説、お寺の謂れにまつわるところや門前町も楽しそうで、なんども訪れたい場所の一つになりました。次は春が良さそうですね。
今回も着物でよろよろ参詣させていただきましたが、参道も歩きやすかったです。展望台へは長い石段ですが、角度も急ではなかったのでよろよろ上まで登ってみました。
今回も着物でよろよろ参詣させていただきましたが、参道も歩きやすかったです。展望台へは長い石段ですが、角度も急ではなかったのでよろよろ上まで登ってみました。
琵琶湖が一望できる素晴らしい眺め、おすすめです😊
コーディネートはこんな感じ。紬縮緬のあられ小紋に、利休バッグは昨年試作で作った物。イタリアのウール生地を使用していて、ほっこりとした雰囲気です。
コーディネートはこんな感じ。紬縮緬のあられ小紋に、利休バッグは昨年試作で作った物。イタリアのウール生地を使用していて、ほっこりとした雰囲気です。
着物衿の道中着には、Webでみた”ひさえ紐”を縫い付け、着やすくなりました。
ひさえ様ありがとうございます。道中着Love♡
ひさえ様ありがとうございます。道中着Love♡
”三井の晩鐘”ゴォ〜ンしましたョ。