京都 高山寺へ行ってきました_更紗小紋と利休バッグ

 

こんにちは、Day After Dayです。
京都 栂尾 高山寺〜♩へ行ってきました。

2014年、京都国立博物館にて開催された「国宝 鳥獣戯画と高山寺」という特別展を見ていつか現地を訪れてみたいなぁと思っていました。そしてこの秋、紅葉も見頃だし、着物でお出かけシリーズ(え?シリーズ化?サスペンス⁈(゚∀゚))にぴったり、と思いつき、出かけてみました。

もちろん事前に白洲正子さんの「明恵上人」も読んでからネ🙂📖

高速道路を降り京都市内から周山街道へと入ります。梅ヶ畑を過ぎ清滝川と合流するあたりまで走るとだんだんと紅葉も賑やかになってきます。神護寺を過ぎるとすぐ高山寺なのですが、ちょうどこの辺りは紅葉のトンネルのよう🍁 清滝川沿いの木々が紅葉していてとても風情がありました。

そうして高山寺に到着。表参道を入ると大きな石敷きがありもう少し紅葉が深まると落ち葉が絨毯のようになるようですよ。



左側 木々の奥に見えているのが石水院です。


国宝 石水院は鎌倉時代の建物で、明恵上人時代の唯一の遺構だそうです。

右側をぐるっと回って左手のお部屋に入ると鳥獣人物戯画や明恵上人像のレプリカ、子犬、などを見ることができました。


この建物は後鳥羽上皇から賜ったもので、もともと住居として作られているそうです。
なるほど お部屋はこじんまりとしていて、拝観というよりは、ちょっと休憩に来ましたよ といった感じでお庭やお山を見ながらのんびりと過ごせました。縁側のところでは、みなさんもゆっくりと景色を楽しまれていましたよ。

白洲正子さんものべられている通り、このお寺は美しい自然の景色を見るべき所だと思いました。そしてお寺までの道中 周山街道沿いは京の要害 愛宕山麓の三尾(高尾、槇尾、栂尾)が密接に繋がっているという事がよくわかり、いつかこの辺りの旧道を歩いてみるのも素敵だなぁと思いました。

こちらは境内の上の方にある金堂です。2018年の台風で甚大な被害をうけられたそうですがようやく復旧を果たされたそうで、境内全域を参拝することができました。


高山寺は「茶発祥の地」でもあるそうで、左側 石垣のところが茶園です。

お山のお寺ですのでこんな石段もあります。こちらの写真の石段が一番急でした。


高山寺というと有名なお山の古刹、着物でもいけるかなぁ。。。だめそうなら撤退〜!くらいの気分で出かけてみましたが、結果 私は金堂まで歩いて行ってしまいました。ただ、足元はEVAのお草履にしてよかったなぁと思っています。
あれは確かにお草履界のスニーカーですね!みなさまご愛用されているワケだ^ ^

コーディネートはこんな感じです。裾さばき優先で。
更紗模様の小紋、バッグは以前製作したインドシルクの素朴な雰囲気の利休バッグです。

モミジの木が頭から生えている。。。そっとスルーでお願いします。
お目よごし 失礼いたしました🙂


帰宅して高山寺のHPをみていると”デュークエイセス「女ひとり」にも登場する”とあり、ふむふむ聞いたことあるかも と調べてみました。
京都 大原 三千院〜♩という有名なお歌の2番に歌われていて、さらにびっくりしたのがこのお歌、着物のお歌でもあったのです!

1番  大原 三千院 → 結城に塩瀬の帯
2番  栂尾 高山寺 → 大島紬につづれの帯
3番  嵐山 大覚寺 → 塩沢がすりに名古屋帯

だそうですよ。面白い!知ってたら大島紬で行ったよね!持ってないけど〜🤣

そんな、休日のDay After Dayでした。

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