4月の長野旅 1日目_横手山渋峠と奥志賀高原で春スキー

先月、4月13日に志賀高原に春スキーへ行ってきました。
さかのぼること3月に初めて志賀高原を訪れて感激し、この冬最後のスキーだ!と、気合を入れてまたまたやってきたのでした。

ところが、予想を遥かに上回る暖かさで、初心者スキーヤーの私には難易度の高すぎるゲレンデ状態になってしまい、2日目はスキーをやめて急遽プランBの長野観光を雨の中決行するという思いがけない旅となりました。

深夜大阪を出発した我々は、まずは2703m 日本最高地点のスキー場 横手山・渋峠にやってきました〜🏔
しかしながら、この日はなんと下界で20度を超える暖かさ。
朝一、気温の低い間がチャンスだ!とリフトを乗り継ぎ、横手山山頂に到着。
リフト降り場の2階にある満天ビューテラスで写真を撮って、
それから 遠くて小さいけれど富士山も見ることが出来ました〜。🗻
富士山は新幹線や飛行機の中からしかみたことがなかったので肉眼で見られて感激。

渋峠スキー場は群馬と長野の県境に位置し、リフトは1つでコースは3つほどの小さなスキー場です。
横手山の山頂までリフトで行って、群馬県側に滑り降ります。

この日はとても良いお天気で(良すぎて雪溶けた)初めての春スキーに悪戦苦闘しながら何本か滑りました。スキー板の後ろが雪に引っかかって転びそうになりながら。

横手山の方は、冬の間 スキー場の側を通る国道292号線が初心者コースになっていて、最高の景色の中麓まで滑り降りて来られるのですが(傾斜がゆるくてスケーティング箇所多々あり)、国道は綺麗に除雪されていて、初心者コース専門スキーヤーの私はあの緩やかコースが滑れず悲しかったです🥲

この国道は志賀草津道路と言って冬の間は閉鎖され、4月半ばになると除雪され雪の回廊になる人気のドライブコースです。
たぶん立山黒部アルペンルートみたいなかんじ。行ったことないけど🤣

そして、午後からは宿泊先の奥志賀高原スキー場に行くことにしました。
志賀高原はとても広くて横手山からは車で30分くらい走ります。
3月に焼額山に宿泊してすごく良かったので、本当はまた同じところに泊まりたかったのですが、なんとスキー場も含め休業日という不運にあたり、隣の奥志賀高原に来てみたのでした。
ハイシーズンだと焼額山と山頂で繋がっていて滑って行き来出来ます。

奥志賀の山頂に来てみたらサロットの板があって感激🥹
皆さま、1987の「私をスキーに連れてって」(略して「わたすき」)という映画をご存知でしょうか?

実は私、3月焼額山スキー場へ行く直前に初めて見ました〜。最高におしゃれで面白かった!
ユーミンさんの歌もこれで有名だったとは。昭和生まれなのに知らなんだ。
ストーリーも斬新で、女優さんが皆さまお綺麗で、キラキラしていたよ。

主人公の原田知世さんがゲレンデ用の板でスキー場外を滑走して万座温泉まで行くシーンを見て目がテンになり、高橋ひとみさんと原田貴和子さんが雪の山道をドリフト走行される姿にさらにびっくり!笑。
とにかく志賀高原に来るならこの映画は必見デス。ほんと見ておいてよかった🤣

そんなこんなで、とりあえず記念写真撮っておきました。ぱしゃり。

よおし!この板とウェアを万座スキー場の田中邦衛さんまで届けるのだ。 バックカントリーで!

午後2時ごろ
日が高くなり暖かくなるにつれ雪がシャバシャバとなってきました。
重くてスキーを回せられない😱 
そして転んだ。
という事で、早めにスキーは切り上げる事にしました〜。ざんねん。

ゲレンデはコブが沢山出来ていて、せっかくこの冬スキー教室で教わったフォームも保てず
またボーゲン(ハの字)に逆戻り。でもなんとかこの日のお宿シャレークリスチャニアさんまで滑り降りてきました。

お隣のお宿グランフェニックスさんの前には小さな湿地があって水芭蕉の芽が沢山出ていたよ。
お花には早すぎた。
木造建築がステキで存在感がありました。

皇室御用達のホテルだそうで、もしかしてどなたかお見えになられているかも🥹と淡い期待を抱きつつ遠くから見つめてみました〜。
このぐさぐさ雪の時期…お見えになられているはずないよね🥹。

右手に湿地の池を見ながら今夜のお宿シャレーさんへ滑り降りて行きます。
窓の飾り扉がヤマセミのシルエットにくり抜かれていて可愛いらしいです。
館内は山小屋風で、オーナーさんのコレクションなのかな、ヨーロッパの置物や陶磁器などのコーナーも素敵でした。


こちらのお宿はゲレンデからスキーのまま滑りこめると聞いて予約したのですが、
ランチやコースのお料理も人気らしく、楽しみにしていました😋

出されているのはオーストリアやドイツのお料理だそうで、ソムリエさんもおられました。
確かにワインに合いそうなお料理がコースで出てきましたが、この日はどなたもお酒を頼まれていなかったご様子🤣 
この日宿泊されていた方々は、上級者のお方が多く皆さま朝イチからのスキーに備えておられるようでした。
お一人でスクールに来られていたお姉様(かっこいい!)やシニアのお兄様方がおられました。
ヤマメだったかな?特にこのお魚がすごく美味しかったです。確かディルの風味がするナッツのソースでした。

そしてこのお宿が気に入ったわれわれは、来年もまた来よう!と誓ったのでした。そんな大袈裟な。
本格的だけど手作りで温かなお料理とお宿の雰囲気がとても好きです。

食後、テラスに出てみるとピステンブーリー(圧雪車)のライトが森の向こうに幻想的に光っていました。

こちらのお宿には小さいけれど浴場(男湯・女湯)もあって
温泉ではないのですが、とても肌あたりの良いお湯でした。きっと山のお水が良いのですね。

そして、翌日の雨予報に備えプランBを考えつつ、ベッドに入った途端すぐ眠ってしまいました🥱

続く・・・

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