最近の作業場と、4月文楽公演など👘

こんにちは、今日は5月1日GWも半分まできました〜。

Day After Dayはいつも通り作業場で何かしらの作業をしていて、今日は革の持ち手を作っていました。

近頃、作業の休憩中にお客様、皆様のインスタグラムを見ていると、

藤やチューリップ、躑躅など色とりどりのお花の便りが流れてきて、毎日楽しみに拝見致しております☺️🌷
私も藤や躑躅、見に行ってみたいなぁ。

さて、4月の中頃に文楽を見に行ってきました。

昵懇にして頂いているお姉様とです。
大変素敵なお方で、1年ぶりの再会に嬉しくてもう何をお話ししたんだか覚えてません🤣

私は昭和の映画がすごく好きで（昭和20年代とか）着物が好きなのも祖母が和裁好きだった事と昭和の映画からの影響なのですが、
お姉さまはこの頃の映画やカルチャーにとてもお詳しく、映画やメディアにもご関係があられるため珍しくて面白いお話を聞かせていただけてあっという間に時間が過ぎてしまうんです。

今回は一時ご帰国されている間に文楽を見に行きましょうとおっしゃっていただき、
4月の公演に行ってきました。
第3部「御所桜堀川夜討_弁慶上使の段」、「増補大江山_戻り橋の段」です。
夜の部なので、難波で待ち合わせをして少し遅めのランチをよばれました。

例によってサラダ以外の写真は撮り忘れました😅 素敵なお店！で美味しかったです。
文楽が終わった後も心斎橋のおすすめのコーヒー店☕️に連れて行っていただいて、本当に楽しくて思い出の1日になりました。

文楽劇場は黒川紀章さんのデザインで建物の外装も素晴らしいですが、内装もとても凝っていて見どころがたくさんあります。
モダンで重厚感のある日本風のデザイン。
壁は漆喰風なのかな？筋を盛ってあるところとか、天井の格子になっている照明とかカッコいいなぁと思っています。
手摺りなんかもすごく凝っているんだよ。アイアンの手すりを地面に付ける金具など、まるで城門の鋲みたいに私には見えました〜。違ってたらすみません😅

弁慶さんの大きなオブジェが増えていた。

第二部が十一代目豊竹若太夫さんの襲名披露なので華やかなお祝いの飾りがありました。
役者さんや有名な方のお名前もたくさん発見しました。

二人三番叟の看板

演目は御所桜堀川夜討も増補大江山もどちらも面白かったです。
私はエンターテイメント系のお話しが好きなので（お子ちゃまなんです🤣）、増補大江山の戦いのシーンもさることながら、一条戻り橋から愛宕山の方へ舞台が変わるところや、美女のお顔が鬼に変わるところ（ガブ）が見られて面白かったです！
増補大江山は太夫さん、お三味線が8名くらいずらっと並ばれて浄瑠璃もとても迫力がありました。

文楽を劇場で見るのは確か4度目くらいなのですが、すっかりハマってしまいました。

ご一緒させていただいたお姉さまも楽しかったと仰って頂いて安心致しました。（演目をお任せいただいていたので😆）
また日本にご帰国された時お目にかかれる日を楽しみに、教えて頂いた黒澤監督の映画（レアな作品）など探して見ようと思います！
バゲットリストがいっぱい増えた🥰

帰ってから撮ったのでシワシワですが、この日（4/15）から単衣にしました〜。
帯は4月の初めに都をどりに行ってきた時と同じです。
あと、コートは単衣を持ってないので帯付きで😅🙏
3月、4月、10月くらいにサラッと羽織れる単衣の道中着、あったら便利そうだなぁ。
何か解いて作りたい。
とてもおしゃれな目上の方にお会いするので、何を着ていけばよいものやらすごく悩みました。

紬がカジュアルなので、ちょっと箔が入っている帯と、エナメルのお草履を合わせました。

失礼の無いようにコーディネート出来たかはわかりませんが、なんとか手持ちの着物で組み合わせてみました。

4月は私にしては珍しく2回も着物で出かけることが出来て良かったです☺️

作業の方は裁断ばかりしていました。
バッグってほとんど裁断の作業で、ミシンは最後一気に縫い合わせるかんじです。

芯材から裏地や革など金型で抜くとしても材料の目を見ながら型を置いてプレス機で抜いています。

裏地は畝がある生地を使っているので、目を揃えるのにハサミで粗裁ちして。

ファスナーは半分くらいは代理店さんが両端の始末をしてくださって、後の半分は私が手で😆👍（下留めの金具色の関係で機械で出来ない物は手作業）
コイルファスナーはYKKのメタリオンという種類のファスナーを生地の色に合わせて使いたいので少々手間が掛かっても表地に似合いそうだなぁと思う色を選んで付けたいと思います。